熊野三山

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の霊場である「熊野三山」を訪問。熊野詣の風習が、平安後期の上皇の御幸から、武士・庶民にまで広がっていた。それを体験したい。まずは、「熊野那智大社」、及び、青岸渡寺・那智大滝(写真1)。早朝の滝は神々しかった。
次は、「熊野本宮大社」(写真2)。吉野から始まる大峯奥駈道の目的地。是非とも訪れたかった所。神々しい社殿。1889年の大水害で、現在の山の手に移された。2011年9月の台風12号で、再び大規模な水害。雨が降ってきたので、湯の峰温泉に行って、くすり湯につかっていると、雨があがった。若葉の山肌にに霧がかかりみずみずしい。
最後は、熊野川の河口、新宮市にある、「熊野速玉大社」(写真3)。以上、「熊野三山」を巡ってみた。強くて美しい自然に接して、魂がよみがえる感じがする場所である。