自転車で日本海へ

兵庫県には、本州で最も低い中央分水界(標高:100m未満)が有る。だから、自転車で日本海に行けると考えていたが、距離が長い。帰りの手段(輪行)を準備し、実行してみた。
出発点の自宅は、標高200m、武庫川水系にある。25km程走ると(JR篠山口駅近くに)、加古川水系との分水界。ここは、田松川という運河で結ばれた、1本の川の分水界。とても珍しい。篠山からは、JR線のように大回りをせずに、新鐘ヶ坂トンネル(標高240m:今回最高地点)で、自転車で、楽に柏原へ抜ける。44km走った、JR石生駅近くは、街中が中央分水界である。太平洋側と日本海側の水系を分けているのは、ちょっと信じ難い。ここから由良川水系(黒井川-竹田川-由良川)。70km走って、ようやく京都府福知山(標高30m)。日本海に向けて川に沿ってかなり走るが、由良川は三角州(大きな町)もなく、海にそそぐ。北近畿タンゴ鉄道の由良川橋梁(写真上)を過ぎれば、ゴールの神崎海水浴場(舞鶴市)、116km、6.5時間。暑さにバテてしまったが。海に入って元気が出た(写真下)。JR西舞鶴駅まで走って、輪行(電車で)帰宅。本日の走行距離:130km。