飫肥(オビ)杉について

「日向 飫肥藩: [飫肥] 見事な杉の山々で知られる飫肥は、宮崎市 から日南海岸を南に下がったところにある。<中略> 飫肥杉は、官民上げて植林をして地場産業として 繁栄を得た。油分の強い材質で、とくに造船に重宝され、 広瀬川を下って、油津港から播磨などに搬出された。 見事な杉の山林は、天明から寛政時代の藩主伊東 祐鐘(すけあつ)(1781-98)が基礎を築いた。」
出典:八幡和郎「江戸300藩バカ殿と名君」   (光文社新書 2004年発行)の一部
・油分が強いところが、シロアリにも効果ありそう(期待)。・播磨へ搬出されていた歴史に、親近感を持つ。