本「新田義貞」

本「新田義貞」(上巻・下巻)新田次郎(新潮社)

「新田義貞は調べれば調べるほど立派な武将であることが分かる。その当時、義貞に尊氏と同じくらいの政治経済的地盤があったら天下を制したのは新田義貞であったであろう。」(あとがきより)

日本史でも分かりにくい南北朝の動乱期、登場人物も癖のある者ばかり。その中で、新田義貞は、常に筋を通した大人物だったんだ。今度、難航不落の白幡城(白幡山440m兵庫県赤穂郡上郡町)に登ってみようと思う。