ウミホタル

須磨海岸で、ウミホタル観察会(人と自然の博物館セミナー)。今日は中潮、満潮間近。紐で結わえた容器(上部に穴)に、錘(砂袋)とエサ(魚肉ソーセージ)を入れて、突堤から海底(砂地)まで降ろす。20f分ほど待って、引き上げると、青白い光が見える。容器の中を、数mmの小さな生き物が、沢山泳ぎまわっている。ウミホタル。甲殻類。海底の砂の上の死骸を掃除する分解者だそうだ。振動などで発行物質(ルシフェリン)と酵素(ルシフェラーゼ)を吐出し、海中で発光。きれいな光である。こんな小さな生き物が作り出すのも、こんな身近に見られるのも、驚きである。