旦過の湯

旦過のお湯は熱い。たまたま私が入る時間帯が、平日昼頃で人があまり入らないためかもしれないが、前にもふれた通り、やけどをするくらい熱い。獅子の口から注ぎ込む(注ぎ込む湯の温度ではなく)浴槽の湯温は、なんと49℃。左側の浴槽は、若干低く45℃。どちらの浴槽にも水道蛇口があるが、「水でうめるな」と書かれている。通常の入浴の概念を変える必要がある。45℃のお湯に入るためには、少し覚悟が必要で、修行とも言える。積極的に皮膚に熱による刺激(非常に軽いやけど)を与えるのだと。熱くて痛いが、我慢して湯に入る。体を丸めて、じっとしていると(体温で体のまわりの湯温が下がり)痛くない。湯から上がる時が熱く、痛い。皮膚は、真っ赤になっていて(といっても、日焼けほどひどく無い)、汗が噴き出す。確かに、こういった入浴(皮膚の鍛錬)は、ありだと思う。さっぱりした。(が、万人に勧められる入浴ではないです)