飯田線の旅



諏訪から豊橋へ飯田線電車の旅。飯田まで、3時間弱もかかる(高速道路で1時間弱なのに)。途中下車して昼食(そば処おにひらの定食)。さらに、飯田から豊橋まで4時間で、合計7時間の電車旅。移動のためには高速バスが中心で、電車に乗る人は少ない。中央アルプスは雲で頂上は見えないが、伊那山地越しに南アルプスの白い峰が覗く。写真は、鼎駅近くの車窓から見る、南アルプスの山々。北側(左)の端に仙丈ヶ岳(3033m)、真ん中あたりに、白峰三山(北岳(3193m)、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3027m))、ちょっと離れて、塩見岳(3047m)。白峰を望める、飯田が、大好きになった。伊那山地と南アルプスの間を南北に走る、中央構造線が、飯田の先で南西に曲がり、渥美半島に沿って走る。天竜川は、出口を塞がれ、飯田の地を肥沃にするも、最後は、狭い峡谷(天竜峡)を穿って浜松に向かって流れ下る。飯田線も、天竜川に沿って南下していたが、峡谷をしばらく走ると、天竜川から中央構造線(豊川)に乗り換えて、南西方向の豊橋に向かう。武田信玄、勝頼にゆかりの地も多い。長篠の戦いがこの地であった事も(恥ずかしながら)初めて知った。