乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
自転車で登れる最高地点（2,702ｍ）をゴールとする、過酷であるが素敵な山岳ヒルクライムレース。
前日、高山市内のホテルにチェックイン。早めに眠ろうと横になるが、酔っ払いの騒ぐ声が街に響く。まどろむうちに、東の空が赤くなってきた。スタートの3時間前に朝食を取る。車で30分、スタート地点（1,360ｍ）へ。天気に恵まれ開催。すでに大勢の参加者が準備中。ローラー台を使う本格派も多い。ヒルクライムイベント2度目の私は、すっかり気おくれしてしまう。着替えて、荷物を預け、トイレを済ませ、スタートを待つ。8:15、チャンピオングループのスタート（写真）。彼らは、1時間未満で登ってしまう脚力を持つグループ。私の50才台の男子Hグループ（最大グループ）は、最後から2番目、8:36スタート。ゴールまで、18.4kmしかないが、標高差が1,342mもある厳しい登り。特に前半は勾配がきついため、ゆっくりと登る。抜かれる人から、ペースが良い人を選び、ついて登る。平湯峠、夫婦松を、想定時刻で通過できた。少し勾配が緩くなったが、また、厳しい直線的な長い登り。ここを我慢すれば、森林限界を超えて、北アルプスの峰々が望め、乗鞍岳のたおやかな雄大な景色が広がる。はあはあ苦しいが、素晴らしい道を自転車で走る至福の時間。ラストスパートをかけてゴール。汗びっしょりなれど、所々に残雪のある、ゴール地点は寒い。荷物から防寒着と甘いお菓子を取り出す。
time: 1:33:28
総合順位： 401位（完走824人中）
男子H： 49位（完走154人中）