4:30から朝食を提供する塩見小屋（4：30は珍しい）。霧雨の夜明け。出発の用意、朝食を済ました時間、一瞬だけ、塩見岳が望めた（上の写真）が、今日も深い霧の中。トイレ待ちの時間が長く、出発は5:30。塩見岳への登山道には注意が必要な岩場もあるが、約1.5時間で山頂着。西の山頂と東の山頂があり、20分ほど、霧が晴れないか待ったが、全く眺望は望めず。諦めて、本日の宿泊予定の熊の平方面へ降りる。こちら（縦走）のルートへ進む人は非常に少なくなり、山の日（8/11）なのに、人とはほとんど会わない、静かな山歩きとなる。霧のため道迷いが心配で慎重にルートを確認しながら進む。昨日のバス、小屋でも一緒だった初老男性と、縦走路前半部は一緒に進む。熊の平に近づくと、ようやく少しだけ晴れ間が見えた。熊の平に12:15着。バス・小屋で一緒だった若い男性に会う。昼休憩を終えて、出発するところだった彼は、先の農鳥小屋テント場まで進むと言う。私も、熊の平に着く前から、明日の行程が楽になる計画変更（先に進む）を考えていた。ラーメンを食べて、間ノ岳の巻き道を、農鳥小屋へ向けて出発。人には会わぬまま小屋に15：10着。テントを張って、ビールを飲んで横になると、雨が降ってきた。
（３日目）