長崎の爆心地

長崎市の稲佐山の展望台(標高333m)から、原子爆弾の投下爆心地を望む。写真の中心部に、平和記念公園がある。(撮影:2023/5/3) 
78年前、米軍によって、広島にウラン235の原子爆弾(リトルボーイ)が投下された3日後(1945年8月9日)、プルトニウム239を使った原子爆弾(ファットマン)が長崎に投下された。米国は、最終兵器の完成を世界に見せつけて、ソ連を威嚇し、世界制覇を確実なものにするため、2種類の原爆を広島と長崎に投下した。講和による終戦ではなく、 絶大な破壊と放射能が降りかる無差別殺戮での終戦を、選択したのだ。投下後の情報規制と情報操作によって、非人道的な殺戮だったことを隠してきた。(今も核保有国は情報操作をしている)