伊勢熊野詣で(3日目)伊勢路

3日目:熊野古道の伊勢路

7時半出発。南伊勢町、古和浦。国道260号から少し外れて、ニラハマ展望台へ。古和浦湾の出口方向を望む(写真1)。
国道260号で、大紀町、錦。錦湾(写真2)。大名倉トンネルを越えると、大台ケ原が望め、紀北町・紀伊長島に下り、国道260号は終了。国道42号で、南下する。
尾鷲は、良港で重要な町であるが、三方を険しい山で囲まれている。熊野古道の伊勢路を示す標識類が所々にある。2015年馬越峠
尾鷲の街から、県道778号へ(写真3 尾鷲湾)。噛むと痛いため、昼食は取らず、ポケットに入れた行動食(バナナとゼリー)に頼る。今後の行程を考えると、尾鷲の街中で、十分な補給をしておくべきであった。
県道778号で結構登った場所からの眺め(写真4)。ポケットのバナナとゼリーで補給。紀勢本線はこの下のトンネルを走っている。
県道778号はこんな道路(写真5)。山を下ると、国道311号で終点。そこは九鬼で、熊野水軍の拠点。摂津国三田藩九鬼氏にとってゆかりの地。
国道311号は、車も少なく、景色も良く、道路も整備されていて、ライドに適しているものの、お店が無いのが欠点。補給ができず、ついに、ハンガーノック。ようやく自動販売機をみつける。お汁粉、リアルゴールド、ココア、さつまいもミルク、コーンスープ缶でどうにかカロリーを補給し復帰。しばらく走行して見つけた小さな商店で、甘酒と板チョコを購入し追加補給。何とか、国道42号、熊野の鬼ヶ城に到着。昨日からのリアス式海岸区域(中央構造線地帯)が、ようやく完了。
熊野市。16時半も過ぎて日没直前(写真7)。七里御浜に沿って国道42号は平坦な直進路で新宮まで残り24km。今日も日没までの宿泊地到着ならず。新宮のビジネスホテル「グランホテル」(自転車は室内可)。夕食は、近くのスーパーマーケットで調達した、おかゆとひきわり納豆、カップヌードル、胡麻豆腐、酒類。(本来なら、お店で海鮮料理と地酒を楽しむところであるが、噛むと痛いので仕方が無い)