さんや袋の改造

「さんや袋」は、納経帳、輪袈裟、蝋燭、線香など巡拝に必要な品をまとめて収納することができる便利なバッグ。肩掛け用の軽くて小さい「エコ巡拝さんや袋 ポーチタイプ」(いっぽ一歩堂)(写真左)。自転車で走るときは、さんや袋のショルダーストラップの両側の根元部をハンドルに固定し、加えて、さんや袋をフロントバッグに固定する、3つの固定ベルトを用意していた。しかし、巡拝の都度、自転車から取り外し/固定するのは面倒であり、さんや袋を背負ったままで巡拝と自転車のライドする事に方針を変えた。こんな感じで背負う。ライド中は、前かがみ姿勢のため、さんや袋が後ろから前へずり落ちてきてしまう。このため、徳島の区切り打ちでは、ショルダーストラップに(紐とナスカンで簡易的な)クロスストラップを追加して、改善を図った。しかし、ずり落ちてくるのを防ぐには不十分であった。

次の遍路のため、妻に頼んで、サブストラップを追加してもらった(写真右)。サブストラップを、さんや袋の下の方に2つ追加した差し込みバックルにはめると、ウエストストラップとして使える様にした。これで、しっかり腰に固定され、前へずり落ちることはなくなる。ショルダーストラップ部にも差し込みバックルを追加してあり、そちらにサブストラップをはめれば(ウエストではなく)クロスストラップとなる。


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